何かを決める時、つい迷ってしまうことってありませんか?
優柔不断な人や自分に自信がない人に多いかもしれませんが、悩みをいつまでも抱えて、迷って、なかなか決断出来ない。。
ホリエモンこと、堀江貴文さんは「悩むのは人生最大のムダ」とまで名言しています。
私自身、昔はよく迷ってなかなか決断出来ないタイプだったのですが、このやり方を実践するようになり、本当に短い時間で決断することが出来るようになりました。
今回は、「迷う(悩む)時間を減らす」「決断力を上げる」方法についてお話します!
この記事を読み終えると、あなたもスパッと意思決定出来るようになりますよ♪
Contents
迷っている人の頭の中

ここに選択肢が2つあるとします。
「AとB、どちらにしよう・・・。」とあなたは考えます。
でもなかなかどちらかに決められない。時間だけが過ぎていく。。
そんな時のあなたの頭の中はどうなっているのでしょうか?
実は、迷う人の特徴として、決めるべき2択ではないもう1つの選択肢について迷っているのです。
それは
「どうしよう」という3つ目の選択肢
どういうこと??と思われるかもしれませんね。
少しずつ解説していきます。
本来、選択肢をどちらか選ぶ場合、「A」か「B」かの2つを色々な要素を吟味しながら比べて、自分がより良いと思う方を選択しますよね。
でも、迷う人は、本当は選択するべき2つを見ていません。
もう1つの「どうしよう」という、始めから答えのない選択肢で迷っているのです。
ハッキリ言うと、始めから「決める気がない」とも言えます。
迷うべくして迷っているのです。
「そんなことはない!ちゃんと選ぼうとしている!!」とお怒りの声が聞こえてきそうですが、決して怒らせようとしている訳ではありません。
あなたがそう思うことは不思議ではないからです。
そして、大丈夫。
思考のクセに気づいて、トレーニングすれば、あなたも迷わず即決出来るようになります!
3つめの選択肢とは

「やるか・やらないか」ではなく「出来るか・出来ないか」
では、3つ目の選択肢「どうしよう」というのは、どんな事例があるでしょうか?
まず1つ目は、「やるか・やらないか」ではなく「出来るか・出来ないか」を考えてしまっているという事例です。
例えば、仕事でキャリアアップし、新規プロジェクトのリーダーをやってみないか?と上司から声をかけられたとします。
そんな時、迷ってしまう人は
・私にプロジェクトリーダーがちゃんと勤まるだろうか・・・
・ミスを起こしてしまったらどうしよう
・きちんと仕事をこなせるか不安・・・
など、まだやってもいない事に対して先に「出来なかった場合」を考えてしまいます。
本来「ちゃんと出来るかどうか?」は実際に行動してみてはじめて分かるもの。
行動の結果として出てくるものなので、始めから考えても答えは出ません。
責任感の強い人ほど、この「出来るか・出来ないか」で悩んでしまうことが多いのではないでしょうか?
実際に、昔の私も、やってみてもないのに「出来なかったらどうしよう」とよく悩んでいました(^^;)
「楽しいか・楽しくないか」ではなく「正しいか・正しくないか」
2つ目は、そのプロジェクトを「楽しそうだな」「あまり楽しそうじゃないな」と考えるよりも、「それをやることは正しいか?」「正しくないか?」で見てしまっている場合です。
本来は、やりたい事柄に対して「楽しそう!やってみたい!」と感情が乗った時、人は行動に移るものです。
その行為の良し悪しは自分の心の持ちよう次第で決まるのです。
小さい頃から「ちゃんとしなくちゃ」「間違えてはいけない」という固定概念を持っている人によく見られる特徴かもしれませんね。
厳しい親や家族、環境で育った場合、自分の感情は後回しとなり、従うべき人(親や上司など)の言う通りにしなければ居心地が悪くなってしまうのです。
本当はやってみたいけれど、自分のポジションとしてやってもいいべきなのか?
やりたいことよりも、やるべきことを優先すべきではないか?
と感情の前に理性が働いてしまっている状態です。
「自分がどうなりたいか」ではなく「人からどう思われるか」
最後3つめは、上2つにも共通するのですが、
「自分がどうなりたいか」とうことよりも「人からどう思われるか」ばかり考えてしまっている場合です。
・私がリーダーになることで「頼りない」と思われないかな・・・
・苦手なあの人から何か言われたら嫌だな
・みんなに指示を出したり上手くまとめたり出来るだろうか
新しい仕事を頼むとき、始めから相手に完璧を求めることはありません。
出来ないことは出来ないで、出来る人に振ればいいのです。
でも、完璧を求めてしまう・人からの目が気になる人は、自分の失敗が許せず、周りにどう思われるかばかり考えてしまい、決断が出来ません。
上司から「頼りにしてるよ!」なんて言われると、余計に緊張してしまうかもしれません。
もしも陰口を叩かれたり、途中で失敗して厳しく指摘されたら・・・と、自分の本当の気持ちを後回しにして、周りの機嫌に振り回されてしまっている状態です。
以上、
つい迷ってしまう人が選んでいる3つ目の選択肢、「どうしよう」についての事例をお伝えしました。
迷っている時間もコストがかかっている!

いかかがでしたか?
自分にも当てはまるものが1つはあったのではないでしょうか。
簡単に言えば、
迷ってしまう人は「自分の意志が弱い」傾向にあり、自分軸で決めるよりも周りの人、つまり他人軸に振り回されていると言えます。
例えば、
気になっている人をデートに誘ったとき「ちょっと考えさせて」と言われて、1週間経っても返事が返ってこなかったら、どう思いますか?
「きっとその気がないんだな。。」と思いませんか?
1つ理解してほしいのは、「時間は有限だ」ということです。
迷いやすい人の特徴として、あまり時間の「先」を考えていないことが多いです。
でも実際は、時間はどんどん過ぎているし、状況もどんどん変化しています。
先ほどのデートの例で、
1週間迷ったのち、「デートに行くわ」と返事した時
「君はその気がないのかと思って、別の子を誘っちゃったよ」と言われたらどうでしょう?
とてももったいないですよね。
他の人が即決して行動の量と質を上げる中、あなたの「迷う時間」も同じようにコストがかかっているのです。
「行動」に移るまでの時間を最小限にし、行動スピードを上げれば、変化のスピードも上がります。
人生の中で時間の「長さ」は平等だが「質」は平等ではない
場合によっては、あなたが迷っている時間によって、誰かの時間を奪ってしまう可能性もあるということを覚えておきましょう。
「決断力」を上げる方法

ここまで「迷ってしまう人の特徴」について解説してきましたが、
ではどのようにして決断力を上げればいいのか?について説明していきます。
あなたの「基準」を決めておく
いざ決断しなければいけない場面になった時のために、事前準備をしておくといいですよ。
それは、あなたの「選ぶ基準」を決めておくこと。
・どちらか迷ったらやらない(もしくはやる)
・どうしても決められない時は期間を決めて「棚上げ」しておく
・予備の選択肢を用意しておく など
よく「迷うならやる!」という人もいますし、「迷ったらやらない!」という人もいますね。誰かの基準ではなく、あなたの基準をしっかり決めておきましょう!
ちなみに私は、いつも迷って選んだものは、後々結局飽きるor嫌になるので、「迷ったらやらない」ことにしています。
それでも・・・、
どうしても、どうしてもどちらか選べない!!(>_<)という時もありますよね。
自分だけのことではなくて、家族や誰か大切な人第3者が関わっている場合は特に。
そんな時は、「しばらくその選択肢を棚上げする」という方法もアリです。
選ぶべき対象は「物質」的なものばかりではなく、何かの「機会」や誰かとの「関係」だったりするときも当然あります。
今すぐ選ばなくても、まだ猶予があるのであれば、しばらく寝かせてみるのです。
少し時間がたった時に忘れているくらいなら、「選ばない。」
寝かせてみても毎日のように気になる、そのことばかり考えるなら、「選ぶ。」など、その時の基準もある程度決めておくと良いですね。
日常生活の中で「即決練習」をし、力を磨く

いざという時のために、日ごろの小さな「決断」から自分の意思決定を速める練習をしておくととても効果的です!
「即決練習」をする方法と言えば、
例えば、コンビニに入って物を買う時に、おにぎりの種類で迷ったとします。
そんな時に「今日は鮭だ!」とか「明太子にしよう!」となるべく早い時間で決める練習をするのです。
レストランでメニュー選びに迷った時も「今日はこれ!」と決める練習を。
テレビを見ていて番組を選ぶとき、DVDを借りるとき、着ていく服を選ぶとき、など日常生活の中で選ぶ場面は山ほどありますので、ぜひ練習していざという時のために力をつけていってください。
選ぶコツとしては、頭の中に天秤を思い浮かべてみて、迷っている物をその上に乗せて、イメージの中でどちらの方がウエイトが高いか比べてみるといいですよ(^^)/
私は他にも、目を閉じて頭に先に浮かんできた物の方に決めるようにしていたり、自分にやりやすいものを考えてみるといいですね✩
普段自分が使っている「言葉」を変える

よく迷ってしまう人の特徴として、普段話している言葉にその特徴が表れている人も多いです。
あなたも、無意識に使ってしまっていませんか?
・これでいいや
・私も同じの~
・とりあえずこっちで
ぜひ「これでいいや」という言葉を「これがいい」という言葉に変えてみてください。
そこに「自分の意思」が生まれるのが分かると思います。
「私も同じの~」や「とりあえずこっちで」という言葉だと、どこか自分の責任ではなく誰かに責任を預けているような印象を受けます。
選ぶのはあなたの責任。
小さな選択から大事にしていると、急に身に迫る大きな選択の前でも、冷静に自分の意志で選ぶことが出来るようになりますよ!
選ぶ練習をする時に、ポイントがあります。
1度選んだら、どんな結果になっても後悔しないこと
もし選んだ物が失敗だと気づいたら、すぐに選び直していい
自分が選び取った物なのに、選んだ後に「やっぱりやめたらよかった」とか「あっちの方がよかったかな」などと言うのはやめましょう。
自分が「これが良い」と思った物を信じる。もしくは選んだものの結果がイマイチでも、「まぁ自分が選んだんだから仕方ない」と受け入れましょう。
そして一方で、決断して選んだものが失敗だった!と後で感じてしまうこともあると思います。
そんな時は「自分で選んだ物なんだから変えてはいけない」と思わず、すぐに他の選択肢を選び直してもいい、という余裕も持っていてください。
「~してはいけない」と強制してしまうと、プレッシャーとなり、余計に自由な選択が出来なくなってしまいます。
そして、あなたが選んだことに対して「やっぱり違った」と思っても、それはどちらかをちゃんと選んだからこそ分かること。
始めから迷うだけで答えを出さなければ、どちらが良いかどうかも分かることはないのです。
まずは選ぶことが出来た自分を認めて、少しづつステップアップしていきましょう。
まとめ

今回は、ついつい迷ってなかなか決断出来ないという人についてお話してきましたが、
改めて、本当に大切な決断の時のために、「自分と向き合う」とうことの練習をしておいてほしいな、と思います。
私は自分自身でちゃんと選んでいくことによって、誰かのせいにすることがなくなりました。
よく、「過去に戻ってやり直したい」という人がいますが、私は今のままで十分。
自分の選択には満足しています。
私の座右の銘は「Life is choice!(人生は選択だ!)」です(^^)
改めて、内容をおさらいしておきましょう✩
・即決出来ない人は、第3の選択肢「どうしよう」で迷っている
・「出来るか・出来ないか」「正しいか・正しくないか」「人からどう思われるか」を気にしてしまい自分の意思がない
・「時間は有限」だと知り、迷う時間のコストを減らせば、人生の質が上がる
決断力を上げるための方法としては、
・あなたの「基準」を決めておく
・日常生活の中で「即決練習」をし、力を磨く
・普段自分が使っている「言葉」を変える
これらを実行しながら、ぜひあなただけの「これで良かった」と思える人生を歩んで行ってください。
最後までお読み頂きありがとうございました(^^)